-45- 造作と既製品
我が家の場合、
1階の建具は音楽部屋の収納以外の部分は造作の建具になっています。
マイホームを考え始めた当初は既製品だの造作だの
そんな事全然気にせずモデルハウス、完成見学会を見ていました。
最初に意識して見始めた箇所は床が無垢材かどうか、だった気がします。
そこから色々見る部分が増えてきて
建具が造作か既製品かどうか
気にし始めたわけなんですが
この造作と既製品、何がそんなに違うのか。。。
安価な既製品の場合、
シートを貼っているのでどうしても安っぽく見えてしまいます。
特に木目調のものなんかではそれが顕著に出るものもあります。
造作で作ってもらう場合は、そういった安っぽさが出ません。
(どういったものを造ってもらうかによりますが)
こちら、造作の引き戸です。
いかがでしょう。
写真だけではわからないかもしれませんし、
好みの問題もあると思いますが、個人的には好きです。
黒のレールがまたカッコイイ。
造作なので自由に作れるんですが
このドアのデザインが好きなので
我が家もこんな感じにする予定です。
こちらはシューズクローク。
HS DESIGN 事例より
天井いっぱいまである引き戸ですが、
よくある一般的なサイズの既製ドアを付けると
下に土間分の高さの隙間が空く感じになったり
上部に下がり壁が出来ます。
造作だと写真のようにスッキリとした感じに出来るし、
ドア下部分は汚れ防止の為にアルミプレートつけたり
といった工夫ができます。
アルミプレートの高さと土間のタイル部分の高さが合ってます。
こういった部分も綺麗に見えるポイントですね。
また、例えば収納扉の場合、
なるべく目立たないような扉にする事が多いと思いますが
安い既製品の場合、基本トビラに枠が付きます。
造作にすると壁と一体化させてスッキリと見せる事が出来ます。
大した違いはないと思うかもしれませんが
そうした細かな積み重ねが大事なのだと思います。
全部が全部造作が良いと言うわけではなく、
昔に比べ今は既製品でも良いものがどんどん出てきているみたいですし
安っぽく見えなかったり綺麗な収まりになったり
といったものもあるかと思います。
ただ、安価な既製品だと
どうしても安っぽくなってしまいます。
我が家ではコスト削減しましたが、
建具ではほとんどコスト削減していません。
造作で作ったものと安価な既製品とを見比べた場合
どうしても安っぽさを感じでしまったので。。
当初2階はオール既製品という事になっていたんですが
色々な箇所をコストダウンしたりして
2階の建具(子供部屋2ドア+主寝室ドア)も
造作にしてもらう事にしました。
最初にレールだけつけて、後々ドアを作って付けてもらう
というような提案もあったのですが、
後々そのためのお金を捻出するのも大変そうだと思ったので
それは却下で、、、
でもドアってそう簡単に替えるようなものでもないので
思い切って造作に決めました。
2階は自分たちだけの空間なので自己満と言えば自己満なんですが、
そう考えると家自体自己満みたいなものなので
まぁいいかな、と。
当初は2階は良くも悪くも普通な感じかと思っていましたが
2階も良い感じになりそうです。