【体験談】無垢床(無垢フローリング)のメリット・デメリット
無垢フローリングにするかどうかで悩んでいる人いるかと思いますが、2年住んでみての無垢フローリングのメリット・デメリットについて書きたいと思います。
メリット
1.本物の木の質感
我が家はナラの無垢フローリングです。
なんと言っても質感、足触りですね。
これはシートものと比べると全然違います。
暖かいというわけではないのですが、暖かみがある、という表現がふさわしいでしょうか。
2.補修しやすい
無垢だと補修がしやすいです。
自分で塗装までしたことも良かったのか、塗装したことによって木の扱い方が少しわかった気もします。
補修のために自分でペーパーかけたりすることも躊躇なく出来るようになったり。
ちなみに表面だけ薄い無垢材を使ったフローリングもあるのですが、それを使う位であれば本物の無垢フローリングの方が良いかな、と個人的には思います。
ぱっと見わかりにくいですがやっぱりわかります。
よくメンテナンスが大変、などと言われるようですが、
今の所はその大変さは感じていません。
というか別にメンテナンス的なものは何もしてないです。
天然の木ってのは、経年変化で良い感じになっていくような気がしています。
一回漂白剤的なものを木に使用してしまい、一部塗装が剥げた事がありましたが、ペーパー掛けて、オスモカラーのウォールナットを塗りなおしたら元に戻りました。
こういうのも無垢材だから出来る事ですね。
デメリット
1.隙間に物が入る。
今の我が家にとっての唯一にして最大のデメリットがこの無垢の隙間に入るもの・ゴミたちです。
本物の木なので時期によって少し隙間があいたりします。
冬になると空気が乾燥して、木が縮み、その分隙間があいたりするのです。
これが少し厄介でして、普通に生活していたらなんの問題もないのですが、今我が家には、4歳の娘と2歳の息子がいます。
なので、食事中食べ物をこぼしたりとか胃腸炎やウィルス的なものでリバースする機会が意外とあるのです。
おそらく、もう数年続くでしょう。そうなると、当然床に物がまき散らされるわけで、この隙間にも当然入っていくわけです。
その処理が面倒、というのが唯一のデメリットです。
隙間が狭すぎて取れなくて諦めたり、という事があったりして、リバース処理で大変なうえ、さらにこの隙間に入った嘔吐物も取ろうとすると結構大変なわけです。
子供がいない or 大きい ご家庭だとなんの問題もないかと思いますが、まだ小さい方はそういったデメリットも覚えておいた方が良いかもしれません。
無垢床が良いかどうかは人による
人生のうちで子供がそういう状況になるのはほんの数年ですし、今はジョイントマット敷いているエリアが広いのでそのデメリット状況にならないように努めています。
なので、無垢材じゃなければ良かった、なんてことは一切思いません。
ただ、無垢の良さが分からないけど、複合フローリングと同額で無垢床に出来る、からと言って無垢床の良さが分からないのになんとなく無垢にするのはあまりオススメ出来ず、やはりメリット・デメリットも考慮したうえで選ぶのが良いと思います。